経営者・本田圭佑の面白さ 〜KEISUKE HONDA CAFE SURVIVE〜




純粋に面白かったので紹介を。

この動画の存在を知ったのは、最初はクラシルの堀江さんが対談してるというのがfacebookのタイムラインで流れてきたことでした。
(でも、それをぱっと見たときは、「へー」としか思わなかったので素通りしてました…)

しかし、その次の日。今度は別の記事がfacebookで流れてきました。

本田圭佑の“らしい”教育論とJへの見解 村井チェアマンと日本の未来を語る

僕は小学校の頃から一応高校まで野球をやっていたこともあり、プロ野球とJリーグの盛り上がりというのを常に比較して見てきたのですが、サッカー日本代表の盛り上がりを含め、日本でのサッカーの盛り上がり(及び野球の盛り下がり)のことがずっと気になっていました。

その中で、現役サッカー選手の中で最も興味のある「本田圭佑」と、Jリーグの仕掛け役であろうチェアマンの「村井満」の対談。

これは一度見ておきたい、と思い早速見てみたのですが、これが面白い。

内容としては普通に面白いくらいですが、「本田圭佑」という人、「村井満」という人が面白いのです。

それを今日は少し紹介しようと思います。



思考する本田圭佑

インタビューも多く、本田圭佑を知る機会は世の中に溢れていますが、経営者としてや投資家のような目線で話す本田圭佑を見る機会というのはそう多くないです。

まして、単なるインタビューではなく、対等や格上の相手とその手の対談をするというのは、ほぼないのではないでしょうか。

そういう意味で、村井さんと話をする本田圭佑を見るというだけでまず1つの価値があります。

何を思考し、実践しているか、というのを本田圭佑自身のフィルターを通した言葉で聞く。
これがまず第一の面白さです。

ただ、内容としては非常に身体的で、アナログ的で、古典的な話です。
技術畑の人間からすると、あまり新鮮味がある話ではないですが、「明日役に立つことをする」ビジネスの世界では非常に重要な観点であり、サッカーの試合という「現場」で第一線に立ってプレーをし、さらにビジネスの場でも常に「お金」という現物と対峙している人間が話せばこうなることはごくごく当たり前のことです。

Jリーグの仕掛け人・村井さんの重要さ

この対談で、やはり肝となるのは村井満という男の存在です。
冒頭にも書きましたが、Jリーグは盛り上がっていると思います。
日本のスポーツ業界でいえば、JリーグとBリーグが伸び率としては二大巨頭になるのではないでしょうか。
(野球は正直衰退しているばかりと思います)

そんなJリーグの立役者である村井さんの視点は興味深いです。
本人が自分のことを「人と接し続ける仕事をしてきた」と語っているように、「人」に対する好奇心とそこからの洞察は興味深いものになっています。

Jリーグのチャンピオンシップの話をとってみても、「選手の成長」「業界全体の盛り上がり」をどうやってシステム的に両立する仕組みを作るか、というところにきちんとフォーカスし、「人が育たなければ持続的成長はない」ということを念頭に置きながら活動しているように見受けられます。

足元を見て、土台を固めながら成長戦略をきちんと描くという点で、村井満と本田圭佑は強い共通項があるように感じられました。

教育論

対談の中で、「どうしたら世界で戦える選手を育てられるか」というような話の中から教育論の話に展開していきます。

まぁ、取り立てて目新しいものはないといえばないのですが、

  • 指導者を教育する機関・仕組みを作っている
  • Jリーグのユースは生涯メンターのような役割になり得る(一方、野球は高校生時に高校野球しか場がなく、中学から引き続きで面倒を見てくれる存在・環境がない)

という点が気になりました。

特に、「指導者を教育する」という観点をきちんと持ってJリーグの改革に当たっているのはすごくいいなぁ、と感じるところで、プロ野球もいい加減そういう点からの面白さも出してきてほしいと少し思ったりするところです。



最後に

サッカー業界の話を聞くと、毎回思うのは「どうして野球業界はダメになる一方なんだ」ということです。

まぁ、背景はいくらでもあると思います。

改善策もいくらでもあると思います。

ただ、一番重要なのは「衰退するべくして衰退した」ということでしょう。

幻冬社の見城さんや箕輪さんとキングコングの西野さんの話を聞いていた時に、

「出版社は時代の波で儲かった。バブルみたいなもん。その時のやり方、そのままでやってれば、時代に食われるのは当然。今儲からなくなってるのは当たり前。努力を怠ったのだから当たり前」

という話が出てきましたが、プロ野球もまんまこの話が当てはまるでしょう。

だから、第一線に立って改革しようときちんと動く人が出てきて、表から裏までやっていけば、改革の余地はまだまだあると思います。

そんなことを思わされたり、考えるきっかけになるくらいには、この二人の対談が刺激的でありました。




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