たまには読み手に寄り添ったゆるめな生活話でもしてみようかと思う.
ぜひ休日の休みがてら,Nujabesの曲など聞きながら読んでみてください(僕が聞きながら書いているので).
目次
0. 今の生活
1. どんな時でも仕事のことを考え,どんな時でも趣味のように楽しむ
2. 興味のあることからしか話は深まらない
0. 今の生活
美容院に行って髪を切ってもらいながら話をしている時に,「連休とかあるけど何してるの?」と尋ねられたりする.
そんな時に,そういえば自分はどんな生活をしていると言えるんだろうと思うわけだが,8割くらいは研究室にいて,あとは家か外で飲んだり,ふと篭ってNetflixに耽ったり,そんな感じである.
研究室は人数も多いので,ラボにいれば誰かしらいるし飽きることもない.いろんなことが日々日々起こるから,楽しくて充実していると言えよう.

1. どんな時でも仕事のことを考え,どんな時でも趣味のように楽しむ
大学1年の頃から,僕は仕事をして死にたいと考えてきた人間である.
というのも,高校卒業の時にある事実に気づいたわけだ.
「人生の8割近い時間を仕事に費やすのだから,それに値する仕事をしていたい」
「そしてそんな仕事ができているのであれば,仕事の中で死んでも構わないだろう」
これは今でも変わらない.そんな心情から,色々な組織に入ったり働いたり.色々な時間の捧げ方をしながら,自分にとってのそんな仕事を探してきた.
そして,そういう姿勢の一つとしてビジネスカジュアル的な服装を自分の私服とすることでもあったりする(オフも仕事時間だし,オンもオフと地続きであるというささやかな主張).
— そねお (@ATH_ray_) 2017年9月11日
なので,よく外で酒を飲んでいるときはお酒の研究ができないかな,とか考えているし,素材屋さんにに入ればその素材に関連する研究ネタを考えている.


そして日常のふとしたことも考え事のタネである.
最近一番考えさせられたのは,腕を蜘蛛が這っていったときのことである.ゾワっとした瞬間に「うわっ」と思って蜘蛛を払いのけたのだが,その10秒後くらいにこれは不思議だとなるわけだ.
それで大学の裏に行って,腕に蜘蛛同様多足のダンゴムシを乗っけてみたり,アリにもやらせてみたり.
これは触覚に関する話であるが,意外と日常にはいろんなヒントが埋まっているものである.
2. 興味のあることからしか話は深まらない
お酒の研究を考えたり素材の研究を考えられるのは,もちろんそれが好きであるからという前提がある.
例えば素材屋さん(ito-yaとかGINZA-SIX内の店舗とか)に行くと,まずもちろんdesigned spaceだから居るだけで快適だが,それだけでなく様々な素材が並んで居るわけだ.




こうしたものを見ながら,何か面白いことができないかなぁと考えるのが日常である.
ここにある例で言えば,「そう言えば色鉛筆とか鉛筆の色付けメカニズムって意外と考えてなかったな」とか「万年筆のインクって自分で調合可能なんだ」とか.
あ,言い忘れていたが,僕の研究全体を一気通貫する考えは
“Optics and Materials by Computational Approaches”
である.なので,光とマテリアルのことを様々なスケールでずっと考えているのが楽しいし,前進のためのエネルギーである.
それと,最近はたまに写真をやるようにもなった.
意外と写真をやるようになってから発見をするもので.


コントラストを出すために天気とか環境光とかは大事だなぁ,とか.
もっと解像感欲しいなぁ,とか.
そんなことを考えたりしていると,研究やる上での理解の土台にもなったりするし,
まあ何かって言えば,全てが繋がる生活は楽しいですよ,ってことにすぎなかったりするのである.
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